Question
あなたは課長です。同期入社でプライベートでも親友である他部署のL課長が、接待交際費の一部を私的に流用(数万円程度)している決定的な証拠を見つけてしまいました。L課長を問い詰めると、「実は家族の医療費で借金があり、魔が差した。全額すぐに自腹で補填するから、今回だけは会社に黙っていてくれ。親友だろう?」と泣きつかれました。
友情と管理職としての倫理的責任の板挟みの中、L課長にかける第一声として最も適切なのはどれか?
【選択肢 A】 不正解(惜しい)
コンプライアンスとしては正しい行動ですが、事情も聞かずに即座に告発する態度は、冷酷で対人配慮に欠けます。アセスメントにおいては「自浄作用(本人に申告させること)」を促すステップを踏む方が高く評価されます。
【選択肢 B】 正解(良手)
「友人としての個人的な支援」と「管理職としての倫理的責任」を明確に切り離しています。不正は絶対に見逃さないという強固なコンプライアンス意識を持ちつつ、「自首への同行」を提案することで、相手の人間としての尊厳を守る究極のバランス対応です。
【選択肢 C】 不正解(悪手)
「証拠を消せ」と隠蔽に加担しており、あなた自身もコンプライアンス違反(共犯)となります。管理職としての倫理観が完全に欠如しており、アセスメントでは一発不合格となる回答です。
【選択肢 D】 不正解(悪手)
「見なかったことにする」という不作為(見て見ぬふり)は、不正を容認したことと同じです。後で発覚した際、あなたも管理者としての責任を問われます。
