突然方針を覆す「朝令暮改」な上司への対応

Question
あなたは部長です。半年間、チーム一丸となって準備を進めてきた重要プロジェクトのリリース直前、担当役員から突然「状況が変わった。今のプランは白紙にして、ターゲット層を全く別の方向に切り替えろ」と指示がありました。現場の徒労感と混乱は計り知れず、到底納得できるものではありません。役員室に駆け込み、真意を確認することになりました。

この状況で、役員に対して最初にかける言葉として、最も適切なのはどれか?

  • A. 「役員、いきなり白紙とはどういうことですか!現場は半年間、この日のために死に物狂いで準備してきたんですよ。納得できません。」
  • B. 「急な方針転換とのことですが、現場はすでにリリースに向けて動き出しており、今から止めるのは多大なコストと混乱が生じます。せめて予定通り一度リリースさせていただけませんか?」
  • C. 「方針変更の件、承知いたしました。ただ、チームメンバーには私からしっかり説明して納得させたいので、今回の大きな決断に至った『背景や市場の変化』について、まずは詳しくお聞かせいただけますでしょうか。」
  • D. 「わかりました。白紙に戻すのは構いませんが、それによる納期の遅れと売上目標の未達については、役員の方で責任を取っていただけるという認識でよろしいですね?」
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【選択肢 A】 不正解(悪手)

現場の不満をそのまま代弁し、感情的に上司に噛み付くアプローチです。経営層は「現場の苦労」よりも「会社としての正しい判断」を優先するため、このような感情論では「マネージャーとしての視座が低い」と一蹴されてしまいます。

【選択肢 B】 不正解

サンクコスト(すでに費やした時間やコスト)を理由に、経営判断に抵抗しようとしています。経営陣が重大な方針転換を決断した裏には必ず強力な理由があり、それを確認せずに現状維持を乞うのは悪手です。

【選択肢 C】 正解(良手)

経営判断そのものには一旦従う姿勢(受容)を見せつつ、「チームを納得させるため」という大義名分のもと、方針転換の真意と背景情報を引き出そうとしています。感情を抑え、冷静に事態の解像度を上げる管理職として満点の対応です。

【選択肢 D】 不正解(悪手)

指示には従うものの、「責任はそっちで取れ」と脅しをかける最悪の対応です。上司との信頼関係を完全に破壊し、自身の評価も致命的に下がる結果を招きます。

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