Question
あなたは課長です。あなたの直属の上司である部長は心配性で、しばしばあなたの頭越しに、現場の若手メンバーへ直接細かい業務指示を出したり、進捗を問い詰めたりしています。そのため現場は「課長と部長のどちらの指示に従えばいいのか」と混乱し、あなたのマネジメントも機能不全に陥りつつあります。
この状況を改善するため、部長と1対1で面談する際の最初の切り出し方として、最も適切なのはどれか?
【選択肢 A】 不正解(悪手)
「迷惑している」「自分の立場がない」と、非難と個人的な保身を前面に出しています。心配性の上司は「君に任せておけないからやっているんだ」と正当化し、根本的な解決になりません。
【選択肢 B】 不正解
上司の「不安」という感情に寄り添っている点は良いですが、解決策が「朝夕の詳細レポート」という自己犠牲(過剰な業務負担)になっています。管理職としての本来の業務を圧迫する非現実的な妥協案です。
【選択肢 C】 正解(良手)
まず、頭越しに行われている介入を「気にかけてフォローしてくれている」とポジティブに変換して承認し、上司の顔を立てています。その上で「若手の混乱を防ぐため」という組織運営上の正当な理由を提示し、指揮命令系統の正常化を論理的に要求しています。
【選択肢 D】 不正解】
「現場の声」を盾にして上司を批判するアプローチです。上司からすれば「部下を焚きつけて自分を批判している」と受け取られかねず、不信感を募らせる結果になります。
