あなたは株式会社エデュリード・コンサルティング 教材開発部 課長です。企業向けのオンライン研修コンテンツを制作しています。
本日は月曜日の朝。出社し、PCを立ち上げると、未読メールが多数届いています。その中でも特に件名が目に留まったメールから処理を進めなければなりません。制限時間:3分
差出人: 営業部 田中
日時: 202X年10月28日(月) 8:30
件名: 【至急】「コンプライアンス基礎研修」教材の重大な誤記について
課長
お疲れ様です。営業部の田中です。
本日10時からクライアントのX社様で実施される「コンプライアンス基礎研修」のオンライン教材について、先ほどX社の人事担当者様から緊急の連絡がありました。
教材の第3章において、法改正前の古い情報がそのまま記載されており、「これでは研修に使えない」と大変お怒りです。
研修開始まであと1時間半しかありません。至急、データの修正と差し替えをお願いできないでしょうか?
A
直ちに教材作成担当の部下を呼び、該当箇所のデジタル修正とサーバー上のデータ差し替えを最優先で行わせる。同時に田中に連絡し、X社へ「修正対応中で開始に間に合わせる」旨を伝えるよう指示する。
B
自分が直接X社の人事担当者に電話をかけ、謝罪するとともに「来週までに完璧に修正した特別版を無償で提供する」と提案し、今日の研修は中止してもらう。
C
営業部の田中に「研修開始まで時間がないため、今回は口頭で補足説明をして乗り切るようX社に交渉してほしい」と指示を出す。
回答と解説を見る
正解:A
選択肢Aがベストです。
研修開始まで1時間半という時間的制約の中で、最も確実かつ顧客への被害を最小限に抑える行動です。
- 迅速な問題解決: オンライン教材の強みを活かし、即座にデータ修正・差し替えを行うという根本的解決に真っ直ぐ向かっています。
- Cが劣る理由: 顧客に不便を強いる「口頭での補足」という妥協案を営業に押し付けており、品質を担保する教材開発部の責任を果たしていません。
- Bが劣る理由: 顧客は「今日の研修」のために集まっており、研修を中止させることは顧客企業に多大な損害(参加者の時間的コストなど)を与えます。一見誠実に見える「特別版の無償提供」も、根本的な顧客のニーズ(今日研修を実施したい)を無視した的外れな対応です。
重要度:高 / 緊急度:高
研修開始が1時間半後に迫っており、緊急度は極めて高いです。また、誤ったコンプライアンス情報を提供することは顧客のコンプライアンス違反を誘発する恐れがあるため、重要度も最高レベルです。
デジタルコンテンツの特性を理解し、諦めずに「今すぐできる最善の解決策(修正と差し替え)」を部下に指示できるかどうかが、実務遂行能力として評価されます。

