あなたは株式会社エクスプレス・ロジスティクス 配送管理部 課長です。
本日は3日間の出張から帰社したばかりで、未読メールが山積しています。これから1時間以内に重要な会議が予定されています。会議までの残り時間は3分。この間に、未読メールの中から特に重要度の高い案件を見つけ出し、初動の指示を出す必要があります。
差出人: 株式会社グローバルリテール 物流担当 鈴木様
宛先: 配送管理部
日時: 202X年4月22日(月) 14:35
件名: 追跡システムのデータ更新遅延について
配送管理部 御担当者様
いつもお世話になっております。グローバルリテールの鈴木です。
本日午前中から、貴社の貨物追跡システムのデータ更新が大幅に遅延しており、弊社倉庫の受け入れ作業に大きな支障が出ております。
以前にも同様の遅延が発生し、改善をお願いしたはずですが、一向に状況が良くなりません。
このままでは本日の出荷業務がストップしてしまうため、早急に解決策を提示していただきたく、ご連絡いたしました。今後の具体的な対応について、明確なご返答をお願いいたします。
A
直ちに鈴木様へ電話をかけ、これまでの経緯を丁寧にヒアリングし、まずは心から謝罪する。その上で、1時間以内に必ず復旧させると約束する。
B
システム部門の障害対応が遅いことが原因であるため、システム部長に直接抗議の電話を入れ、最優先で復旧させるよう強く要求する。
C
部下の佐藤(入社3年目)に、システム部門へ現在の障害状況と復旧見込みを確認させるとともに、鈴木様への一次回答(謝罪と状況確認中である旨)のメール案を作成するよう指示する。
回答と解説を見る
正解:C
選択肢Cがベストです。
この状況下で課長として最も適切とされる行動は、選択肢Cです。
- 部下への適切な権限委譲と育成: 佐藤氏に入社3年目という経験を考慮し、「システム状況の確認」と「一次回答の作成」を任せることで、彼の主体性を促し、問題解決能力の向上に繋がります。
- Aが劣る理由: 復旧見込みが不明な段階で「1時間以内に復旧させる」と約束するのは非常に危険であり、更なるクレームを引き起こす最悪のダミー選択肢です。
- Bが劣る理由: 社内での抗議を優先し、顧客への対応(一次回答)が後回しになっている点で、管理職としての優先順位付けが間違っています。
重要度:高 / 緊急度:高
顧客の業務(出荷)に直接的な支障が出ており、放置すれば大規模な損害につながるため、重要度・緊急度ともに高い案件です。
会議前の限られた時間の中で、自身が直接すべてを抱え込むのではなく、部下に適切な指示を出し、組織として初動を確実に行う姿勢が求められます。

